みらいさい福祉会 介護員のためのキャリアパス研修について
愛光苑では、キャリアパスを導入し研修を進めております。
内容については、
一般社団法人シルバーサービス振興会の推奨する介護キャリア段位制度に則っており、スタッフが目的を持ち目標に向かって進む事が出来るよう具体的に示したものになっています。
例えば、初級スタッフが中級にチャレンジするためには
○入浴介助・着脱介助
○食事介助・口腔ケア
○移動・移乗介助
○排泄介助
の基本的な身体介護実技の評価を受けなくてはなりません。
アセッサーという社内で選抜された優秀なスタッフが評価専門員となり、
4項目全ての介護技術の一連の流れを評価し、その後施設長とスタッフ同席の元で総評をしていくのです。
これは、単に介護技術の評価だけをするのではなく、
声掛けや気遣いという接遇面も含めて総合的に評価をします。
アセッサーが合格を出すと、会社役員へ昇級の報告をして、
承認されると中級認定がされます。当然、中級になればお給料があがります。
現在、愛光苑各施設では中級にチャレンジするスタッフが増えてきています。
アセッサーに評価されることで、日頃の自分の介助を見直す良い機会となります。合格すれば、職位と職給がどの様になるのかが明確になっていますので、モチベーションもあがり、介護員としての自信もつきます。
また今後は、アセッサーの資格取得者も増やしていきます。
それは、愛光苑で働く介護員の未来を作る大切な業務であると私達は考えています。
【スタッフAさんのケース】
入社2年目 20代 男性
保有資格は、実務者研修
現在、みらいさい福祉会のキャリアパス研修では初級ですが、
上級に昇級するためには介護福祉士有資格が要件となっています。また、介護福祉士を取得する事によって資格手当もあがるため、介護福祉士の試験にチャレンジをして、合格する事ができました。
今後は、キャリアパス研修に積極的に取り組んで昇級を目指していきます。「いずれ副主任や主任を務めてキャリアアップしたい。」との目標をもっています。
【スタッフBさんのケース】
入社5年目 30代 男性
保有資格は、介護福祉士
2年ほど前から主任を務めており、現在はみらいさい福祉会キャリアパス研修で中級の認定済みです。
会社がアセッサーの資格取得のために全面的にバックアップをしてくれることもあり、今年度中に取得をして上級への昇級を目指しています。
アセッサーになることでスタッフの評価ができるようになるため、キャリアパス研修を推進してスタッフ一人ひとりの介護スキルをあげることで、施設全体のレベルアップを目標としています。