新型コロナ ワクチン接種とSDGs
新型コロナの 第5波のピークは越えたといった報道がされていますが、安心にはほど遠い状態の毎日を過ごしている私たちです。
高齢者施設を運営しているみらいさい福祉会は、おかげさまで希望者全員のワクチン接種を完了して、1カ月が過ぎようとしています。マスコミ報道によりますと、医療従事者に対して3度目の接種も実施するといった報道もあり、新型コロナの猛威は収まりそうもありません。
このワクチン接種は、住んでいる自治体から希望の有無と予約の申請といった書類が届き、それに従って高齢者から接種が始まりました。そしてようやく、若者にも接種の機会がやってきました。世界中の人々がワクチンを打つことで、小さくても安心な暮らしが始まれば何よりです。
ただ、ワクチン接種の連絡は住民票をもとに発送されるため、ホームレス、ネット難民と言われている皆さんに届いているのでしょうか。
SDGsにある 「 3、すべての人に健康と福祉を 」の目標に対しても、どうしたら住民票から外れてしまった人たちに、この小さな安心が届いているのか疑問です。
その前にもっとやるべきことがある。とおっしゃる方もいると思います。でも一人の人間が気になったことが、太陽の光や空気のように地球に暮らすすべての生物にとって、平等に与えられるものになるように、SDGsが世界中の多くの人たちの心に根をはり、成長することを願ってやみません。